ニカラグア エル・ナランホ キラリ マラカトゥーラ ナチュラル
Nicaragua El Naranjo Quilali Maracaturra Natural
〜〜 Top Specialty Coffee Beans 〜〜
エル・ナランホ農園は、ブエノス・アイレスを運営するバジャダレス・ファミリーが所有するヌエバ・セゴビア県ディピルトにある小さな農園です。この農園は、農技師でもあるルイス・エミリオ・バジャダレス氏が1990年に始めた農園で、彼らが所有する農園の中でも長い歴史を持つ農園の1つです。パンアメリカン・ハイウェイのほとりにあり、松の木に囲まれた過ごしやすい気候を持ちます。当時、5Haほどの土地にマラカトゥーラを植え、農園はスタートし、その後敷地内にラ・カンパーナ ウェットミルをつくり、エル・ナランホで収穫したチェリーはもちろんのこと、近隣の農家が生産したコーヒーの生産処理も手伝っています。
自然林や水資源の恩恵を受け、素晴らしい風味を持ったエル・ナランホのコーヒーは、過去のCup of Excellenceにおいても複数回受賞を経験しており、多くのバイヤーを魅了しています。
ここ数年は、マラカトゥーラの他にマルセレージャやカトゥーラなど気候変動への調査もかねて多品種の生産も行っていますが、マラカトゥーラはエル・ナランホ農園を代表する品種として、30年たった今なお大切に育てられています。
彼らのコーヒー生産の哲学は、彼らのチーム、地域コミュニティ、バイヤー、そして最終消費者まで、コーヒーチェーンに関わるすべての人々が、持続可能である事。そして、大きな家族のように皆で幸せになりたいと考えています。その為にコーヒーの品質を保証する事。高度な資格を持った管理・研究チームをつくり、品質の一貫性と精度を確保する事に重点を置いています。
生産処理や品種の特性など、毎年の気候条件に影響を受ける中で、毎年の出来をデータとして蓄積する事で、気候変動にも対応した安定したクオリティが出来上がると言います。
そうしたトレサビリティは、消費者だけでなく彼ら自身の生産活動においても重要な位置づけと考えています。
また、近年は生産処理方法や乾燥方法においても、ロットのトレーサビリティ情報だけでなく、ウェットプロセスの発酵時間や、チェリーのBrix、乾燥時間や乾燥方法など様々にデータを取りながら、コーヒーの品質精度を高めブラッシュアップを試みています。
このナチュラルでは、Brixが18-20度のチェリーのみを収穫し、スクリーンを張り日陰を作った風通しの良いアフリカンベッドで4日間ゆっくりと乾燥を行います。その後、18日〜20日かけて天日で仕上げていきます。
こうする事で、より華やかで明確なフレーバーを引き出すとともに、スロードライによって適切な水分活性値に仕上げる事ができ、枯れにくく長期的に安定した品質にしています。また、乾燥中は撹拌と共にセレクトピッキングを行い欠点が取り除かれ、よりクリーンで上質なコーヒーに仕上げられています。
ナチュラルのフレーバーがはっきりと強く出ながらも、クリアーでアシディティ、甘さ、質感の見通しが非常に良いカップとなっています。
是非この機会に一度ご賞味くださいませ。
国 : ニカラグア
エリア : ヌエバ・セゴビア県ディピルト、エル・グアシモ
農園名 : エル・ナランホ農園キラリ区画
生産者 : ルイス・エミリオ・ヴァジャダレス
標高 : 1100m
品種 : マラカトゥーラ
生産処理 : ナチュラル
カッピングプロファイル :
フローラル、ラズベリー、オレンジ、ウォーターメロン、グレープ、ブラウンシュガー、ブライトアシディティ、スムースマウスフィール、クリーンカップ
※ 上記カッピングプロファイルは参考程度にお考えください。
焙煎度合いや 状況により 異なります。
※ 上記写真はイメージです。
※ 豆の状態 は「 お店におまかせ 」ですと「 中挽き 」の粉になります。
※ ご購入の際は、再度 ご確認 ください。
<1袋 200g>