ホンジュラス National Winner パカヤリート パカマラ Honey
Honduras National Winner Pacayalito Pacamara Honey
〜〜 Top Specialty Coffee Beans 〜〜
☆☆
近年スペシャルティコーヒーの品質が飛躍的に向上してきているホンジュラス。
パカヤリート農園の位置するサンタバルバラ県は、ホンジュラスのコーヒー生産量のおよそ12%を占める地域で、県南東部のサンタバルバラ山周辺の地域が特に有名なコーヒー生産エリアです。
深い森林地帯で、多雨で湿度が高いこの地域は、開花・収穫共に最も遅いエリアの1つとも言われ、標高1300-1600m台でスペシャルティコーヒーが生産されています。2007年のCOEでブレイクしたエリアで、それ以降も年によってはCOE受賞農園の半数をサンタバルバラの農園が占めるほどポテンシャルの高い地域です。
パカヤリート農園のあるサンホセ・デ・コリナス、ロス・ナランホス、アデラ・パカヤリートは、サンタバルバラ県の中央部の森林地帯に位置します。温暖で豊かな自然環境を有するこの地域は田舎の原風景がそのまま残る自然豊かな地域です。
オーナーのミゲル・アンヘル・タボラ氏は、自身の安住の地を求め、この地に行きつきました。素晴らしい風景と共に、幸運にもコーヒー農園を得る事が出来たミゲル氏は、この土地でコーヒー生産をする決意を固めました。農園では当初よりカトゥアイやIHCAFE90といった品種を栽培していましたが、コーヒー生産に魅了され、次第にもっと素晴らしいコーヒーを生産したいと、パカマラ種を手に入れ、スペシャルティコーヒーの生産に傾倒していきます。
農園の管理、木々の手入れには特にこだわり、風通しと日照時間をコントロールするための適切なシェードツリーの配置や管理も行いました。ミゲル氏が今最もこだわりを見せるのが、環境負荷の軽減。安住の地として選び、愛するこの土地の自然環境を大切に考え、生産処理で使用した排水の処理やバクテリアを利用した有機肥料の自家肥料づくりなど積極的に実践しています。
Cup of Excelenceに参加するのは今年で2度目となり、良い価格を実現するだけでなく、自身の農園での取り組みを知ってもらう素晴らしい機会で大きな喜びになっていると語ります。
2023年のホンジュラスCup of Excelenceは、2023年5月に現地にて審査会が開催。今年は237ものサンプルが集まり、そのうち101ロットが新規生産者からのエントリーとなり、農園の規模や地域に関わらず広く認知され、ホンジュラス国内での地道な取り組みの成果がよく表れているコンペティションに成長しています。
国内審査では上限の40ロットが通過。生産者のレベルの向上だけでなく、ホンジュラス国内審査員のカップ技術の向上も顕著に表れており、国際審査にかけられた40ロットも非常に厳選されたロットが集まりました。
Cup of Excelenceの受賞ロットも上限の30ロットが選出される高レベルの審査会となる一方で、10ロットが落選となりナショナルウィナーとなり、このうち2ロットがCOE後に開催されたナショナルウィナーオークションに出品されました。
COEオークションは2023年8月16日深夜〜17日にかけて執り行われ、30ロットと数量が多い中でも激しい競り合いが続くオークションとなりました。
ホンジュラス、サンタバルバラ地域では珍しいパカマラ品種のロットとなります。品種の特徴がよく表れており、パカマラらしいフルーティーでエキゾチックなフレーバーがしっかりと感じられます。パカマラの野性味のある風味と、サンタバルバラ産のコーヒーに感じるスパイシーなアロマが重なるような銘柄となっており、マウスフィールも質感が豊かで十分な飲みごたえがあります。
素晴らしいホンジュラス・ナショナルウィナーロットを是非一度この機会にお試しくださいませ。
カッピングプロファイル :
トロピカルフルーツ、ストロベリー、スパイシー、ブラウンシュガー、ラウンドマウスフィール、コンプレックス
国 : ホンジュラス
エリア : サンタバルバラ、サン・ホセ・デ・コリナス、ロス・ナランホス
農園名 : パカヤリート農園
生産者 : ミゲル・アンヘル・タボラ・メアルス
標高 : 1300m
品種 : パカマラ
生産処理 : ハニープロセス
※ 上記カッピングプロファイルは参考程度にお考えください。
焙煎度合いや 状況により 異なります。
※ 上記写真はイメージです。
※ 豆の状態 は「 お店におまかせ 」ですと「 中挽き 」になります。
※ ご購入の際は、再度 ご確認 ください。
<1袋 200g>